盗まれない油圧ショベルをつくる。そんな思いではじめたコマツの取り組みは、17年後、IoTと呼ばれていました。

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盗まれない油圧ショベルをつくる。
そんな思いではじめたコマツの取り組みは、
17年後、IoTと呼ばれていました。

コマツとIoTとの出会いは1998年。きっかけは、建設機械の盗難対策として開発した
機械稼働管理システム「KOMTRAX」でした。

昨今、注目を集めるIoT(Internet of Things/モノのインターネット)とは、モノをインターネットでつなぎ、新たな価値を生み出すこと。
そんな言葉がなかった時代に生まれ、今、日本におけるIoTの先行事例としてしばしば取り上げられるのが、コマツの「KOMTRAX(コムトラックス)」です。
それは、GPSの位置情報を使った盗難対策をさらに進化させたシステムで、GPSに加え、建機にセンサーを搭載することで、建機の位置のみならず、稼働時間、運転内容、燃料残量などの情報の遠隔管理が可能に。
2001年には標準装備され、現在、40万台以上の建機をモニタリング。
これにより、部品交換や修理時期の提案、省燃費運転のアドバイスなど、さまざまな新しいサービスが誕生しています。
建機という「モノ」が情報でつながれば、お客様自身も気づかなかった課題が見えてくる。
必要なサービスを、必要なタイミングで提供できる。「KOMTRAX」で得た、この気づきは私たちの大きな財産になりました。

そして2015年、現場のすべてをクラウドプラットフォーム「KomConnect」でつなぐ
「スマートコンストラクション」始動。

建機のすべての見える化を実現した「KOMTRAX」での経験を活かし、お客様にさらなる満足をお届けするために。
2015年、コマツは現場のあらゆる情報を「KomConnect(コムコネクト)」でつなぐことで施工全体が見渡せる「スマートコンストラクション」をスタートさせました。それは、コマツのIoTの最新形であり、全く新しい建設現場ソリューション。
建機だけでなく、施工の全工程に関わる人・土・機械が「KomConnect」で一元管理され、初心者でも高精度な施工が可能な自動制御のICT建機の活用により、「安全性や生産性の向上」「労働力不足の解消」など、今、日本の建設現場が直面する課題の解決を図ります。
IoTが時代のキーワードとしてもてはやされる今、いち早くその可能性に着目してきたコマツは、これからもお客様とともに「これまでにない現場づくり」をめざします。IoT企業コマツの新たな一歩に、どうぞ、ご期待ください。

SMART CONSTRUCTION

人・土・機械を情報でつなぎ、現場をスマートに変えていく。
それはIoTをはじめた私たちの責任です。


KOMATSU・ロゴタイプの独特の「T」には
上昇するスクエアが描かれています。
そこに込められているのは
「飛躍」「挑戦」「Technology」であり、
「限界や制約にとらわれることなく技術を極め、
従来の常識を覆すものづくりで
さらなる高みをめざしたい」という思い。
Technologyへのあくなきこだわりは、
まさにコマツのものづくりの精神そのものであり、
IoTの時代にも変わることなく受け継がれています。

日本経済新聞   2015年12月21日 (月)