建設機械も、地面のことばかり考えていてはいけない。

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建設機械も、地面のことばかり考えていてはいけない。

人のための道具なんだから、人のためにできることはなんでもやろう、と思いました。建設機械を使う人のためだけでなく、使わない人のための技術を、磨こうと思いました。空気を、できるだけ、汚さないで仕事をする。CO2やNOxを、できるだけ、出さないように仕事をする。それが、新しいエンジンの、新しい仕事。

コマツは、エンジン開発を、ずっと自分たちの手でつづけてきました。70年以上にわたって、研究をつづけてきました。「ecot3(エコットスリー)」は、だからこそ、たどりつくことができた環境エンジンテクノロジーだったのです。それは、技術者たちを、長年悩ませてきた難問への、ひとつの答えでもありました。

少しだけ、技術の話をします。聞いてください。ふつう、NOx(窒素酸化物)を減らすためには、エンジンの燃焼温度を下げることが必要です。ところが残念ながら、低い温度で燃焼をさせると、「すす」などの粒子状物質が増えてしまうのです。燃費も、悪くなってしまいます。NOxと「すす」を、同時に減らす。燃費向上も、忘れてはいけない。いままでできなかったことをするのですから、そこには、いくつもの壁がありました。常識と思っていたことを見直す柔らかな発想が、求められました。試行錯誤は、エンジンだけではなく、同様に自社開発している油圧技術でも、電子制御技術でも、繰り返されました。建設機械が、生まれ変わるために。

新しいエンジンテクノロジーを載せた、新しいコマツが、あなたの街でも、仕事をはじめることでしょう。街で見かけた時には、今日の話を思い出してもらえたら、うれしいです。見た目は、昨日までと変わらないけれど、でも、その内側で、何かが変わったコマツ のことを。建設機械も、地面のことばかり考えていては、いけない。こういう時代を生きている道具、なんですから。

環境エンジンテクノロジー、コマツから、はじめます。

日刊工業新聞    2006年3月29日 (水)
日本経済新聞    2006年3月31日 (金)
産経新聞    2006年3月31日 (金)
フジサンケイビジネスアイ    2006年3月31日 (金)
日刊建設工業新聞    2006年3月31日 (金)
日刊建設産業新聞    2006年3月31日 (金)
建設通信新聞    2006年3月31日 (金)