コマツ(社長:大橋 徹二)は、このほど、アジア地域の代理店向けトレーニング機能の強化を狙いに、タイに 『アジア トレーニング&デモンストレーションセンタ』を開設し、本年11月より、トレーニング活動を開始しました。
コマツは、アジア地域で20カ国に13の代理店ネットワークを持ち、同地域でのトップシェア(*1)を維持しています。本年度よりスタートした中期経営計画におけるアジア事業強化の一環として、代理店の人材育成を強力に支援することが、将来に向けた事業基盤の一層の強化を図る上で重要と判断し、アジア地域トレーニングセンタを設置しました。
今回新設したトレーニングセンタは、タイ バンコク市街から東に約60kmのチェチェンサオ県に位置し、約77,000m2の敷地を有します。建設機械およびフォークリフトの代理店に必要な、営業、部品、サービス、機械操作・運転などのさまざまなトレーニングを提供していきます。常時、20以上のさまざまなモデルを配備し、代理店向けの商品・技術トレーニングから、販売促進として、お客さま向けの商品デモンストレーションや試乗、オペレータートレーニングに至るまで、幅広い用途に対応しています。来年度以降、年間延べ2,000人以上の代理店並びにお客さまのご利用を見込んでいます。
コマツは、国内外に16ヶ国19ヶ所のトレーニングセンタを有しています。今回のトレーニングセンタには、日本および海外で培ってきたトレーニングノウハウを最大限に注ぎ込み、アジア地域の代理店の人材育成を強力に支援し、同地域でのさらなる事業拡大に貢献していきます。
*1 コマツ調べ