コマツ(社長:野路國夫)の機械稼働管理システム「KOMTRAX(コムトラックス)」を搭載する稼働車両が、このたび全世界で10万台を達成しました。これを記念して5月16日、コマツ本社(東京都港区)において関係者による式典を開催し、10万台目の車両をご購入いただいたお客さまに記念の盾を贈呈しました。
KOMTRAXは、コマツが独自開発した、GPS(全地球測位システム)および移動体通信などのITを活用した建設機械車両の稼働管理システムです。1999年より試験的に市場導入が行われ、2000年には北米においてオプション販売を開始、2001年に日本国内向けの中型油圧ショベルPC200−7に標準搭載したことで、本格的な市場導入が加速しました。現在では日米欧に加え中国での活用が進み、豪州や東南アジアの国々にも導入範囲が拡大しています。
その活用方法も、当初の狙いである、車両の位置や稼働時間などの情報を、お客さまの資産管理やコマツの販売サービス活動に役立てるというものから大きく発展し、現在では省燃費運転支援や保守費用の低減など、お客さまの経済性に寄与するばかりでなく、コマツによる需要予測や生産・在庫計画立案など経営判断の貴重な情報収集手段にもなっています。
コマツでは、エンジン・油圧機器などのキーコンポーネントや、これらを制御するエレクトロニクス技術も自社開発しており、これらの技術を融合・活用することで、さまざまな車両情報をきめ細かく吸い上げることが可能となっています。また長年の導入実績と、業界トップのシステム配車台数により、各種データの解析・活用レベルはますます高度になっています。
今後も最新のITを取り入れながら、さらに活用方法や対象地域を広げ、お客さま・販売代理店・コマツの三者にとって有益なシステムとして発展させていきたいと考えています。



