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アフガニスタン向け対人地雷除去機2台を開発

コマツ(社長:坂根正弘)は、経済産業省と独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)が、アフガニスタン復興支援の一環として実施している対人地雷除去機・探査機開発プロジェクトに参加、建設機械をベースに「ヘビーデューティータイプ」(車量重量:35トン)と「ライトウェイトタイプ」(同19トン)の2台を開発しました。このほど、NEDO技術開発機構により、青森県東通村の防衛庁下北試験場にて公開耐爆試験が行われ、その性能を披露しました。
実験では、最大級の対人地雷と同量の750グラムの火薬を爆発させましたが、爆風等による破損もなく、耐久性が証明されました。
今後は、アフガニスタンにおける地雷埋設現場での実証テストを実施するなど、実用化に向けてさらに作業効率や安全性を高めていく予定です。


[写真は、コマツが開発した対人地雷除去機「ヘビーデューティータイプ」]



新開発の対人地雷除去機は、建設機械をベースとして、前部に高速回転するドラムを装着し、地中の地雷を爆破するものです。砂塵地や熱帯地など、過酷な現場で培われた建設機械の技術により、極めて高い信頼性・耐久性を有しています。また、回転ドラムのカッタービットの配列や、カッターの回転数と車両速度のマッチングにより、地雷を高効率に除去することを可能にしました。さらに、ラジコンとカメラによる遠隔操縦も可能であり、より安全な作業に貢献します。
ヘビーデューティータイプは、ブルドーザーをベースとしており、急傾斜地や比較的石の多い硬い土場、段差のある土場においても、確実に地雷除去作業を行えます。一方、ライトウェイトタイプは、スタビライザーをベースとしているため軽量で、灌漑や水路近辺の軟弱地での作業に適しています。
いずれも作業機を付け替えれば、土木作業や道路工事等のインフラ整備にも活用でき、地雷除去作業だけでなく、幅広い現場での活躍ができるものと考えています。
コマツでは、2000年にカンボジア向けに対人地雷除去作業用の潅木除去機2台を開発、納入した実績がありますが、今回対人地雷除去機を開発したことにより、さらに自社技術を生かして地雷埋設地の復興支援事業に貢献していきたいと考えています。


[写真は、コマツが開発した対人地雷除去機「ライトウェイトタイプ」]



商品仕様

   

ヘビーデューティータイプ

ライトウェイトタイプ

車体重量

ton

35

19

定格出力

PS

243

206

全  長

m

9.0

7.8

全  幅

m

3.5

3.5

全  高

m

3.6

3.3


以 上


ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、予告なしに変更される場合があります。

2003年12月24日

管理番号 0052(1874)
コマツ 広報・IR部
TEL: 03(5561)2616