文字の大きさ小中大 ENGLISH
このページの印刷用PDFをダウンロードする

コマツの環境・社会活動 生活を豊かにする


環境マネジメント Scope3 カテゴリ11

コマツは、自社の持つKOMTRAX(コムトラックス)の実データをもとに、2012年度に生産した製品がライフに渡る稼働時に発生するCO2排出量(Scope3 カテゴリ11)を把握しました。
算定の仕方は次の通りです。

【顧客使用に伴う排出量の算定】

(1)各機種ごとに下記を計算
  各機種ごとのライフに渡るCO2排出量
=(2012年度生産台数)×(燃費;L/kWh)×(エンジン出力;kW)
×(設計エンジンライフ;これを製品寿命とする;h) × (CO2換算係数)

(2)上記(1)を各機種で計算し、合計
*ここで、KOMTRAXで燃費を取得できる機種については、各サイズごとの代表機種の燃料消費量、稼働時間データから燃費実績値を収集。それ以外の機種の燃費は開発のデータと上記KOMTRAXデータとの比較から計算。

その他、残りの14カテゴリについても、概略のCO2排出量を算定し、下記の円グラフになりました。

Scope3別 CO2排出量データ
*1 : LCA とは、個別の商品の製造、輸送、販売、使用、廃棄、再利用までの各段階における環境影響評価手法
*2 :Scope1とは、事業者が直接的に排出するCO2(例:燃料消費)
*3 :Scope2とは、事業者が間接的に排出するCO2(例:買電)
*4 :Scope3とは、事業者が、サプライチェーンなどで排出するCO2(例:製品稼働時の排出、サプライヤーからの排出、輸送、出張、通勤)

Scope3別 CO2排出量データ
※ 各カテゴリーの算定にあたっては、国内、海外の集計範囲で算定していますが、カテゴリC、Dは国内データのみ算定しています。又、カテゴリBは海外データに一部推定が入ります。

以上の結果から、製品使用時の排出量が総排出量の90%以上を占めていることが分かります。これは、2007年度の試算とほとんど同じ結果になりました。
(環境社会報告書 2008の13ページ参照)
  これらのことから、燃費の良い製品はCO2削減に大きな効果を示すということが分かります。
コマツは、ハイブリッド建設機械(燃費25%向上)やダントツ商品(燃費10%以上向上)の開発やICTを駆使した情報化施工に注力しています。

また、参考までにLCA*1(Life Cycle Assessment)で把握した結果は、下記の円グラフです。

≪参考≫
Scope1,2,3の円グラフ

Scope1,2,3の円グラフ